理教連とは? ABOUT US
わたしたちについて
「職業自立をして社会への扉を開きたい!」
そんな視覚障害のある人たちの
学びと未来を支えるのが私たちの使命です。
ABOUT US 理教連の活動
「触れる」 ことは理療施術の原点。そして、それは視覚障害教育の原点でもあります。
江戸時代、鍼や按摩は盲人の職業として位置づけられました。
その伝統は脈々と今に受け継がれています。
私たち理療科教員は、自らが培ってきた知識と技術を、
生徒の手を取る指導によって伝えています。
01. 整える
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視覚障害のある生徒のニーズに
合った教科書作り等の支援《 言葉を重視した教科書の作成 》
図を多用する教科書が増える中、文字による説明を重視した教科書を作成しています。《 電子教科書の発行を支援 》
墨字使用生徒には個々に見えやすい教科書、点字使用生徒には検索しやすい教科書、点字も
墨字も読みにくい生徒には音声で聞ける教科書が必要であることを国に働きかけた結果、理
療科用電子教科書が就学奨励費の対象となっています。《 専門用語読み辞書の開発 》
≫詳細・ダウンロードはこちら
パソコンで正しく専門用語を読み上げるための読み辞書 「読ター(どくたー)」を独自で開発し、一般公開しています。
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生徒が国家試験で実力を
発揮できるように支援唯一の全国共通模試を毎年作成・実施。
国家試験において視覚障害者が困らないような条件整備を常に提案・要望したり、毎年、国
家試験後に不適切問題を指摘し、受験生が不利にならないように対応を実現しています。
02. 支える
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日々の授業に役立つ情報を提供
全国の理療科教員が授業で説明に苦慮している事項の解決策をまとめた『盲学校における理療教育事例集』を発刊・販売。理療科教員の情報交換の場として、メーリングリストを運営し、日々遭遇する課題の解決に役立てています。
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研究を奨励・推進
全日本盲学校教育研究会(全日盲研)の研究テーマを決めているほか、理療分科会の企画に参画。
会員の研究成果、実践例を発表する場として学術雑誌『理療教育研究』を毎年発刊。また、全国の各地域別で開催されている理療に関する研究会の発表論文データを収集し、会員に公開しています。
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専門性向上のための研修会を開催
都道府県教育委員会主催の研修会では
取り上げられることの少ない理療の専門性向上のための研修会を企画・開催。最近では、主体的・対話的で深い学びに向けた授業実践、「複数の学校間を結ぶオンライン授業の可能性について」等、ニーズに合ったタイムリーなテーマを取り上げています。また、視覚障害のある教員が確かなスキルを習得できるように、実技研修会を主催して他の研修会では行えない講師によるマンツーマンの指導を実現しています。
03. 伝える
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視覚障害者の権利を守る活動
国家試験実施組織、厚生労働省医道審議会、その他理療に関する各種団体に委員を派遣し、視覚障害者が不利にならないように意見・要望を出しています。また、その根拠を示すため、盲学校の生徒の実態、卒業生の進路状況、その他必要な全国調査を行っています。
≫盲学校実態調査データを見る ≫卒業生実態調査データを見る
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各種広報活動
視覚障害のある理療師のことを広く社会に知ってもらえるように、リーフレット、ウェブ、動画を作成・発信しています。
≫ライブラリーを見る